DockerのJenkinsをSSL化したい。リバースプロキシを使う方法は？

dockerを使用してJenkinsを立てています。(イメージ取得はdocker pull jenkins/jenkins:lts)
SSL化をするため、証明書ファイルを作成し、それをJenkinsのDockerコンテナ内のnginx.confファイルに設定することでSSL化を行おうと思いました。

しかしJenkinsのDockerコンテナの中を確認したところ、nginx.confは存在しませんでした。
そこでDockerのJenkinsのSSL化について調べたところ、「jwilder/nginx-proxy」などのDocker Imageを用いてリバースプロキシとして使用する方法が多く出てきました。

質問は以下です。
[1] 今回のJenkinsのようにコンテナ内にnginxやapacheが入っていないものはどのようにしてJenkinsが動いているのでしょうか。
[2] リバースプロキシを使用してSSL化する方法は一般的なのでしょうか？わざわざリバースプロキシを用意する必要があるのかというのが腑に落ちません。
[3] リバースプロキシを使用せずSSLの設定をする事は出来ないのでしょうか？出来る場合はどのようにするのでしょうか？

よろしくお願い致します。

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回答1件

ベストアンサー

[1] 今回のJenkinsのようにコンテナ内にnginxやapacheが入っていないものはどのようにしてJenkinsが動いているのでしょうか。

そもそも、HTTPサーバーとはHTTPというプロトコルを使って応答できるサーバーのことで、JenkinsサーバーもHTTPを使って通信しています。nginxやApacheが必要なわけではありません。

[2] リバースプロキシを使用してSSL化する方法は一般的なのでしょうか？わざわざリバースプロキシを用意する必要があるのかというのが腑に落ちません。

一般的な方法です。
リバースプロキシの接続先に複数のアプリケーションサーバー（今回でいうとJenkinsサーバー）が存在したり、静的なコンテンツ（画像や固定のHTMLページなど）をnginxなどから効率的に配信することを考えると、通信を最初に受けるリバースプロキシサーバーでSSLに対応するのが良いでしょう。

[3] リバースプロキシを使用せずSSLの設定をする事は出来ないのでしょうか？出来る場合はどのようにするのでしょうか？

できるケースとできないケースがあります。
TLS/SSLを扱う場合、通信の開始時にハンドシェイクと呼ばれる暗号化の仕組みの合意が必要になります。互いにどの暗号化形式に対応していて、実際に暗号化するのはどの形式にするか取り決めるわけです。
https://www.cloudflare.com/ja-jp/learning/ssl/what-happens-in-a-tls-handshake/
通常のHTTPに加えてこのような処理を行う必要があるため、前述の通りリバースプロキシでSSL復号を行う前提で考えれば不要なことが多いので、対応していないことが多いです。

投稿2022/04/25 15:39